Windows と Mac って、 ファイル共有 させていますか?
普段はWindows派のオッサンLABO(@ossan_labo)のオッサンです
複数台のパソコンを所有していると・・・
別のパソコンでもデータが見れるように、ファイル共有が必要ですよね?
ということで今回の記事テーマは・・・
というお話です
ファイル共有はナゼ必要?
みなさんはファイル共有を利用していますか?
ファイル共有とは、複数のパソコンから同じファイルにアクセスをして利用することです。
同じ職場の人にデータを共有する時・・・
メールやUSBストレージだと、いちいちデータを移動させるのは手間ですよね?
作業をスムーズにこなすためにも、簡単で容量も気にせず・・・
他のパソコンとデータをやり取りができる、ファイル共有は必須の設定と言えます
ファイル共有する方法

ファイル共有の設定って難しそう・・・
と思うかもしれませんが、ファイル共有する方法って沢山ありますよね
- クラウドストレージ
- ネットワーク ストレージ
- 共有フォルダー
メジャーなところで3つの方法があります
クラウドストレージ
ファイル共有 といえば、ネット上にファイルを保存するクラウドストレージです
DropBoxやGoogleDriveなど、今は無料で使える様々なサービスがあります
ほとんどのクラウドサービスには、デスクトップアプリが用意されているので・・・
インストールして使えば、通常フォルダーのように簡単にファイル共有が出来ます
ただしアカウント作成や無料だと保存容量が少いなどの課題があります

ネットワーク ストレージ
次に紹介するのは、ネットワークストレージです
“NAS HDD” とも呼ばれる、ネットワークHDDを利用したファイル共有です
クラウドストレージのように、企業サービスを利用するわけではないので・・・
個人の好きなデータのために自由に利用することができます
2万円ほどの購入費用が発生しますが、大容量のファイル共有ができます

共有フォルダー
ここまでのファイル共有方法を見てみると・・・
購入費用 | 保存容量 | |
---|---|---|
クラウドストレージ(無料) | 〇 | × |
ネットワークHDD | × | 〇 |
ファイル共有するのに一長一短がありますね
そこで両方のメリットを兼ね備えたファイル共有方法があります
それが今回紹介する 共有フォルダーという方法です
共有フォルダーなら無料で大容量のファイル共有が出来るのです!

共有フォルダー設定方法
フォルダー共有と言っても、非常に有名なファイル共有方法なので・・・
Windows同士やMac同士で、共有フォルダーを利用しているかもしれません
でも今回は、異なるOSでファイル共有が出来るか試してみました
今回設定に利用するのは・・・
- Windows10
- MacOS10.15.6
上記のOSを利用しますが、バージョンが違っても設定方法は”ほぼ同じ”です
共有フォルダーは、どちらか一方のパソコンに設定すればいいのですが、長くなりますが今回は、両方のOSで設定する方法を紹介したいと思います。
Windows 共有フォルダーの設定
Windows を利用している人は、Windows側に共有フォルダーの設定をしましょう
つまりMacからWindowsにアクセスすることになります
この方法は以前“iPadからWindowsにアクセスする方法”でも紹介しました
以前の記事も参考にしてくださいね
共有したいフォルダーを右クリック
Windows の共有したいフォルダーを右クリックして “プロパティ” 選択します
“プロパティ”からから共有設定
プロパティの画面が表示されたら“共有”タブを選択します
次に“共有”の項目を選択して、ネットワーク アクセスを設定します
“プルダウン(①)”から、“Everyone(②)”選択して”追加③”します
Everyoneってナンの設定??Everyone設定することで、共有フォルダーに簡単にアクセスができます。ただし外出先のネットに接続すると、第3者にアクセスされる可能性があるので注意が必要です。
“詳細な共有”設定
共有する相手に”Everyone”を追加できれば、次はフォルダーの共有許可を設定します
“共有フォルダーのプロパティ”に戻り“詳細な共有設定”を選択します
“詳細な共有設定”から“このフォルダーを共有する”にチェックを入れます
次に”詳細な共有”内の下にある“アクセス許可”の設定確認をします
Everyoneが “フルコントロール” になていることを確認しましょう
フルコントロールとは、指定されたユーザーがフォルダー内のデータに対して編集することが出来るようになります。
もしフルコントロールになっていなければ、チェックを入れてください
以上でWindowsの共有フォルダー設定は完了です
さっそくMacからWindowsの共有フォルダーにアクセスしてみたい人は・・・
記事の続き“共有フォルダーへのアクセス方法”を参照してください
Mac 共有フォルダー設定
Mac を利用している人は、Mac側に共有フォルダーの設定しましょう
つまり Windows から Mac にアクセスすることになります
ということで次は、Macの共有フォルダーの設定方法を紹介します
共有したいフォルダーの”情報を見る”
まずは共有したいフォルダーを”control”キーを押しながら、クリックします
指定したフォルダーに関するメニューが表示されるので “情報を見る” を選択します
“情報を見る”からから共有設定
フォルダー”情報を見る”の中から“共有フォルダ”にチェックを入れます
これで指定したMacのフォルダーが共有できる状態になりました
“共有とアクセス権”の設定について
次にWindowsの”Everyone”設定と同様に・・・
“情報を見る”メニューの下部にある“共有とアクセス権”を選択します
everyoneが含まれていなければ、左下に表示されている「+」で追加しましょう
これでMacの共有フォルダーに、アクセスすることが出来るようになりました
システム環境からの設定した場合
Macの場合、“システム環境”の”共有”からも共有フォルダー設定が可能です
“ファイル共有”にチェックを入れて・・・
「+」をクリックして共有したいフォルダーを追加します
システム環境から共有フォルダーを設定した場合、Everyoneの設定は・・・
ユーザーの項目に“全員”を追加するだけです
システム環境での共有フォルダー設定も以上となります
共有フォルダーへのアクセス方法
共有フォルダーの設定が完了すれば・・・
WindowsからでもMacからでも共有フォルダーを使ってファイル共有ができます
ただ共有フォルダーにアクセスするには、2つの最低条件があります
- 同じネットワーク上にWindowsとMacがある
- WindowsとMacが同じワークグループ名である
まずは同じWindowsとMacを同じネットワークに接続しましょう
ワークグループ名を確認する
Windows や Macには、ワークグループ という機能があります
同じ ネットワークに繋がっているパソコンやネットワーク機器が・・・
グループ同士でアクセスしやすくなる機能です
ファイル共有する場合、WindowsとMacが“同じワークグループ名”か確認しましょう
Windowsの場合
まずはWindowsマークの横にある、検索で “コントロールパネル” と入力します
下の図のように”コントロールパネル”のアイコンが表示されたらクリックします
コントロールパネルが表示されたら、“システムとセキュリティ”を選択します
次に表示されるメニューから、“システム”を選択します
システムをクリックすると“コンピューターの基本情報”が表示されます
面の中ほどにある “ワークグループ”の項目の表示が、ワークグループ名です
Windowsの場合、初期設定は “WORKGROUP” になっているはずです
もし変更をしたい場合は、”設定の変更”から変更が可能です
Macの場合
次はMacの場合ですが “システム環境設定” から “ネットワーク” をクリックします
ネットワークが接続されているのを確認し、画面右下の “詳細” をクリックします
“WINS”のタブに”ワークグループ”の項目があります
Windowsと同じ、ワークグループ名になっていればOKです
ネットワークからアクセスする
以上、WindowsとMacでファイル共有するためには・・・
- 共有フォルダーの設定
- 同じネットワークに接続
- ワークグループ名の設定
という3つの設定が必要になります
最初は難しいかもしれませんが、慣れると数分で設定が出来るはずです
では、いよいよWindowsとMacの共有フォルダーにアクセスしてみましょう!
WindowsからMacにアクセスする
まず Windows から Macの共有フォルダーにアクセスしてみます
エクスプローラーの左側に表示されているメニューから“ネットワーク”を選択します
接続設定に問題が無ければ、アクセス出来るMacが左側に表示されるはずです
表示されたMacのアイコンをクリックすれば、共有フォルダーにアクセスできます
もし以下のような”ネットワーク資格情報の入力”画面が表示されたら・・・
Mac ログイン時に入力している”IDとPASS”を入力します
正しい”ネットワーク資格情報の入力”が入力されると・・・
共有されているフォルダーが表示されました
MacからWindowsにアクセスする
では最後に Mac から windows の共有フォルダーにアクセスする方法です
Finderから “ネットワーク” を選択すると、WindowsPCが表示されました
アクセスしたいパソコンのアイコンをクリックすると・・・
Windowsと同じように、ID・PASSの入力が求められます
“Windows ログイン時のPass”設定をしていない人もいるかもしれませんが、空白ではアクセスが出来ないため、必ずWindows Passの設定が必要になります。
正しい”Windows ログイン時のIDとPass”が入力されると・・・
共有されているフォルダーが表示されました
ファイル共有で仕事の効率UP
これでWindowsとMacどちらでも、ファイル共有が出来るようになりました
今回はWindowsとMac両方の共有フォルダーの設定方法を紹介しましたが・・・
どちらか一方に共有フォルダーを設定すれば、ファイル共有が出来ます
ファイル共有 設定をすると、 Windows ・ Mac での作業効率が上がります!
このオッサンLABOのブログでは、古いパソコンの 使い道 などを紹介しています
今後ともオッサンLABOブログをよろしくお願いいたします!