Windows上でMacを動かす方法に、仮想ソフトがありますが、仮想ソフトで有名なのが “VMware Workstation Player” と “VirtualBox” です
どちらを使っても、Windows上でMacを動かすことが出来ますが、仮想ソフトが初めてだと迷ってしまいますよね?
オッサンLABOはこれまで、両方の仮想ソフトで Macを動かしたことがあるので、それぞれの特徴を比較してみました
仮想ソフト 比較表
まず “VMware Workstation Player” と “VirtualBox” の基本的な違いを簡単にまとめてみました
項目 | VMware | VirtualBox |
---|---|---|
料金 | 無料(個人利用のみ) | 完全無料 |
操作 | 初心者向け | 少し手間 |
安定性 | ○ | △ |
カスタマイズ性 | 限定的 | 高い |
上記の比較表からも分かる通り、操作や安定性を重視する人には “VMware Workstation Player” がオススメで、カスタマイズを求める人には “VirtualBox” が最適です
実際に試してみた結果
実際に VMware Workstation Player と VirtualBox を使って、Windows上でMacを動かしてみたんですが・・・
- Corei5-4440 3.10GHz 3.10 GHz
- RAM:16.0 GB
- SSD:500GB
同じスペック環境してMacを動かした結果 VMware Workstation Playerの方がスムーズに動く感じがしました
- プロセッサー:2コア
- RAM:8.0GB
VirtualBox 動作確認
マウスを動かそうとするとカクついて、かなりストレスを感じました
VMware Workstation Player 動作確認
その上、設定も非常に簡単 だったので、個人的にオススメの仮想ソフトは VMware Workstation Player だと思います
VMware Workstation Player 使ってみた感想
VMware Workstation Player はmacOSに公式対応していないため、Unlockerという修正プログラムをインストールする必要があります
修正プログラムは、ダウンロードしてインストールするだけなので非常に簡単です
高い確率でmacOSをインストールできるし、プロセッサーを4コアにすれば、かなりスムーズに動作するので、実際の作業にも使えそうです
- 修正プログラムだけで、macOSの環境が作れる
- 操作画面も分かりやすく、仮想Macの作成が簡単
- 仮想Mac起動後も、安定してスムーズな動作
VirtualBox 使ってみた感想
一方 VirtualBox の場合は、元からmacOSに対応しています
ただ結構不安定なので、macOSをインストールする前に安定のためにコマンド入力をする必要があります
しかも手持ちのパソコンでは、プロセッサーを2コア以上にすると起動しなくなりました
- 元からmacOSの環境設定がある
- インストール エラーが起こる場合がある
- 安定動作のためコマンド入力が必要になる
仮想ソフトはAppleライセンスに注意
仮想ソフトを使えば、WindowsだけでMacを動かすことが可能ですが、一つ気になるのがAppleのライセンス規約です
Appleは、macOSの使用をApple製品にのみ許可しているので、仮想MacとはいえWindows場なので微妙なトコロです
つまり仮想ソフトを使って、Windows上でMacを動かす場合は、“自己責任” になることを理解してから試してみましょう
当然ですが、商用利用や公共の場での使用は絶対にダメです!
オススメはVMware Workstation Player
ということで今回の比較を通して、初心者が Windows上でMacを動かす 場合、操作性と安定性で “VMware Workstation Player” に圧倒的な軍配が上がりました
修正プログラムの適用は必要ですが、コマンドプロンプトでコードを入力する手間に比べれば、手順が簡単で仮想Macもスグに構築できます
仮想ソフトを使ってmacOSを試したい方には、VMware Workstation Playerがオススメです!
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