人工知能 AI とは ? 素人 が専門家の話を聞いてきた

人工知能 AI 素人 パソコン

人工知能 AI とは ・・・ 素人 が専門家の話を聞いてきました!

新しいことが大好きのオッサンLABO@ossan_laboオッサンです

関西の某国立大学の教授による「人工知能」いわゆるAIの講演を聞くことが出来ました!

「人工知能の意外な歴史や、これから未来がどうなるか」なんて質問についてもお話いただき興味深かったのでご紹介しますね。

自分の仕事が人工知能に奪われないか、ハラハラドキドキしているオジサン達向けに記事を書いてみたいと思います。

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人工知能 とは

人工知能 AI 素人

人工知能とはAI(Artificial Intelligence)とも呼ばれ、私達人間に替わって
「様々な推論、問題解決などの知的行動をってコンピューターが行う技術」のことです

これまでオッサンLABOは「AI」と聞くと、最新の技術だと思っていましたが・・・
実は人工知能つまりAIの歴史は古いんですって

人工知能の歴史

どれくらい古いかというと、人工知能って17世紀初めに、すでに提唱されていたんですって!

もちろん今のAIには、程遠いものでしたがプログラム可能な機械式計算機が開発されました

その後も人工知能であるAI技術は、度々歴史に登場し「人工知能ブーム」を巻き起こし
オッサンLABOのような素人にワクワクを与えてくれました

そして1987年には、あの有名な大企業Appleが「ナレッジナビゲーター」と呼ばれる
当時として斬新かつ画期的なコンセプトデバイスをを発表されました!

以下の動画は、実際に講演者が紹介してくださった動画です

今で言うAppleの「iPad」と「Siri」といった感じでしょうかね

つまり人工知能は、以前から存在していた技術でなのです!

専門家からすれば「何をいまさら騒いでるんだ?」って感じなんでしょうね

そして今は「第3次 人工知能ブーム」らしいのですが知っていましたか?

第1次 人工知能ブーム

人工知能 AI 素人

第1次 人工知能ブーム、1960年代に起こったらしくできることは「推論と探索」だけでした

何ができたかというと「ルールとゴール」のデータをコンピュータに与えると
「ルール」に従いながらコンピュータが「ゴール」にたどり着くものでした

ただこれだと「ルールとゴール」が、しっかりと決まっている必要がありました

素人が楽しむ程度なら、第1次 人工知能でも「AIって凄い!」と思いますが
「ルールとゴール」が複雑に変化する現実社会での利用は無理なのです

例えば、A地点からB地点まで移動するという「ルール」が、途中で「C地点」に変更すると
予測不能な出来事のため人工知能はC地点にたどり着くことが出来ません

このような問題のため、1970年代には「人工知能は夢物語」としてブームが終了します

第2次 人工知能ブーム

次の人工知能ブームは、1980年代に始まりました

この第2次 人工知能ブームで出来たのは、コンピュータの「知識表現」だったようです

どういうことかと言うと、コンピューターに専門家達が大量の専門データをインプットします

例えば、医療で言うと患者さん様々な症状から推論される病名データをインプットします

するとコンピュータは「頭が痛い」「お腹が痛い」などの症状から推論して
「あなたの病気は〇〇です」といった結論をだします

オッサンLabo

おっ!第2次 人工知能は優秀じゃん!

と素人のオッサンLABOは思ったのですが・・・でもコレだと新しい病気に対応できません

新しい病気が出るたびに専門家がデータをインプットする必要があるわけです

新しい病気が出るたびに、永遠に専門家がデータ入力し続けるのは現実的じゃないですよね?

ということで、一見優秀に見えた第2次期人工知能ブームも1995年頃に終了したそうです

第3次 人工知能ブーム

オッサンLabo

やっぱり理想の人工知能はダメなのか・・・

と思っていると2000年代、第3次 人工知能ブームが始まります

そして、この「ブーム」は今なお続いているのです!

第3次 人工知能ブームでは何が出来るようになったかと言うと「機械学習」です

つまり人工知能であるAIそのものが、自分から膨大なデータを収集し学習するのです

これを可能にしたのが「インターネットとクラウドサービス」なんですって!

様々なインターネットデバイスから収集した情報がクラウドサービスに集められ
その膨大な情報の中から、人工知能が人間の質問に最適な回答をする

Appleの「Siri」を代表とする、アシスタント機能はまさにそれですよね!

これなら専門家が、新しい情報が出るたびにデータをインプットしなくてすみます

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凄いぞディープラーニング

人工知能 AI 素人

「でもクラウドの膨大な情報を回答するだけなら、ある意味で第2次と同じじゃない?」

と素人のオッサンLABOは考えたのですが・・・
そこで登場するのが「深層学習」つまりディープラーニングなのです

でもメチャクチャ簡単に説明してくれたのですが・・・チンプンカンプンでした(;^_^A

結局、素人なりに理解できたディープラーニングとは・・・
「膨大なデータからコンピュータが自動的に学習し最適な回答をする」ということ

ディープラーニングの仕組み

人工知能 AI 素人

ディープラーニングの仕組みを全く理解できていない素人のオッサンLABOが説明するのも
おかしな話なのですが・・・

例えば、ディープラーニングに猫の写真を見せて「これは猫か?」質問します

すると、まずはインターネットで膨大な猫に関するデータをコンピュータが学習します

そして猫の特徴として・・・

  • 猫には耳があって口や手足がある
  • 猫にはヒゲや毛がある
  • 猫は比較的小さい
  • 猫には尻尾がある

などなどディープラーニングなりに猫の特徴を学習していきます

次に見せられた「猫の写真」をデータに基づいて分析するのですが・・・・
ここにディープラーニングの特徴があって、特徴を何層にも分けて分析するんですって

それぞれの層で特徴に適合しているか分析され、最後まで辿りつくことで「猫」と認識される
という仕組みらしいです

人工知能 AI 素人

これまでの「猫」の特徴を人間が入力したり、ルールを決める必要があったのが一切なく
コンピュータが自分で考え結論を出すのが今の人工知能ディープラーニングだそうです

ディープラーニングで何が出来るの?

自分で学習して自分で判断する人工知能ディープラーニングの凄さは何となくわかったけど
人工知能 AI 素人 としては何が出来るのか知りたいのです!

で、お話を聞いていると結構すでに生活の色々なところで活用されているようでビックリ!

画像・音声認識

スマホで何気なく利用している、音声認識や画像認識ですが・・・・
あれも実は人工知能ディープラーニングの技術を利用したものなんですって

様々な言語情報だけでなく、方言やイントネーションの音声データを集めて
最終的にユーザーが、何を尋ねているのかを判断しているのです

また画像認識では、すでに医療現場でも導入されており、患者さんのレントゲンから
患者がなんの病気なのか」を判断したりできるようになってきているみたいです

また囲碁界や将棋界で、有名棋士をAIが倒すというニュースが話題になりましたよね

あれも盤上のデータをAIが読み取り、膨大なデータから解析し、最善の一手を打った結果です

つまりディープラーニングを活用した成果が、既に現実で証明されているんですねぇ

金融取引

次に人工知能で出来ることを紹介されたのが、不動産や株取などの金融取引

株が上がった!為替が下がった!

など一喜一憂する今日この頃ですが、金融取引で成果を上げている人は、これまでのデータを
活用して予想を立てて、金融取引を行い成果を出していますよね

人工知能AIなら人間以上のデータを集めて、人間以上に正確な予想を立てることが可能です

実際、東証の金融取引8割近くが人工知能で取引されているようなのです・・・・
国の金融を動かしかねない取引が、人工知能に任せってるって驚きです

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どうなるの人工知能の世界・・・

人工知能 AI 素人

金融取引が8割近く人工知能で行われているってことは・・・
これまで取引を行っていた人達ってどうなったの?ってことが気になりますよね

人工知能に仕事が奪われた人はどうなったか・・・
そう人工知能の為に職を失って仕事を辞めさせられたようなのです

これが人工知能 AIの素人としては一番心配なところ・・・仕事は奪われるのか?

人工知能に仕事は奪われるのか?

案の定、講演の質疑応答で、会場からは「仕事は無くなりますか?」という質問が出ました

でも講演者回答は、意外なものだったのです、それは「私は知りません」というものでした

えっ!?人工知能の専門家先生が「どの仕事がなくなるか解らないの?」って思ったのですが
その先生が言うには「どの仕事も、どこに価値が見いだせるか判らない」からだそうです

どういうことかというと、先ほどディープラーニングが出来ることで、医療技術として
「レントゲン」データで患者さんの病気を判断できることを紹介しました

例えば、人工知能が膨大なデータから患者さんが「癌」であると判断したとします

しかし、その分析は「ブラックボックス」であるため「なぜ癌なのか」は判らない
可能性があるそうなのです

囲碁や将棋で有名な棋士にかったAIもそうですが、結果を見れば買ったのですが
対戦中は「なぜ、そこに打ったのか解らなかった」そうです

病院に行って医師に「理由は解りませんが癌です」と言われて納得できますか?

納得できませんよね?

という事で、人工知能が発達しても、理由を説明する事や付加的な価値を見つけられれば
仕事を人工知能に奪われることは「当分はないと思う」というのが説明されました

第3次 人工知能ブームの限界

ディープラーニングという素晴らしい人工知能を生み出した第3次 人工知能ブームですが
「これで究極の人工知能が完成した」という訳ではありません

人工知能というと素人は「コンピュータが自分で考え判断する」という世界
まるで「ドラ〇もん」や「ターミ〇ーター」がいる世界を想像するかもしれません

でも今の人工知能では複合的な作業は出来ないのです

例えば、画像処理で囲碁や将棋で有名になったAIが、医療現場では活用できません

金融取引で優秀な人工知能が、コンビニのレジ打ちが出来るわけでもありません

つまり今の人工知能は「システム化」の延長にあるもので、一部の仕事のみが出来るだけで
複合的な全ての作業を行う事は出来ないのです

今後の人工知能

今の 人工知能ブームは、これまでのブームと同様に一旦終了し次のブーム待ちになるとのこと

そして次の「第4次 人工知能」ブームこそ、人間と対等の人工知能が登場するかもしれない

ということでした、そのカギを握るのが「IoT(Internet of Things)」らしく
様々なモノと接続されたコンピュータは、いわば人間で言う「触覚」や「視覚」という感覚を
手に入れたことになり、情報量が更に飛躍するとのことでした

感覚を手に入れた人工知能という事は「ロボット」の登場ですよね

実際に家庭用ロボットが、一般的に普及するのは、次の世代の人工知能ブームらしいですよ

もう数年先には、一家に一台のロボットがいて、家事や仕事まで複合的に作業をこなす
「人工知能ブーム」が到来する可能性があるという事でお話が終了しました

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人工知能による楽しい未来

人工知能 AI 素人

という事で、オッサンLABOが聞いた講演内容を簡単に纏めてみました

途中付いていけない内容や席を外したりで、完璧に内容を記事に出来たわけではありませんが
良く理解できたのは・・・

  • 人工知能にはブームがあり、今は第3次人工知能ブーム
  • 仕事が人工知能に奪われるのではなく、今の人工知能は仕事をシステム化するだけ
  • 人工知能が登場しても、仕事の他の分野で価値を見出せば仕事は奪われない
  • 「ドラ〇もん」が登場するのは次の第4次人工知能か?

ということでした

素人でも人工知能に仕事が奪われないためにも、人工知能に仕事を奪われないためにも
人工知能 AIに「何が出来て」「何が出来ないか」を理解しておくのは重要ですね

そのためにもプログラミングなんて学ぶなんていうのも良いのかも・・・




だらだらと記事を書いてしまいましたが、人工知能 AI 素人のオッサンLABOとしては
人工知能による楽しい未来が来ることを想像したいと思います