ちゃんとしたビデオカメラが欲しいなと思っていた時に、ドン・キホーテで見つけた1万円台で買える 4K対応 ビデオカメラ!
発売は2019年と少し前の商品なのですが、いまだに根強い人気があるのか、この記事へのアクセスが意外と多いんです
やっぱり皆「4Kで綺麗な映像を残したい!」という気持ちがあるんでしょうね・・・でも“4K”という言葉、実は落とし穴かもしれませんよ!!
ということで、今回の記事テーマは・・・
と言うお話しです
ドン・キホーテ 4K ビデオカメラ
2019年9月27日に、ドン・キホーテ オリジナルブランドとして発売された “4K ビデオカメラ(DV-AC3-BK)” は、なんと定価1万7800円で売り出されました
一般的な4K撮影が可能なビデオカメラの価格って・・・
メーカー | SONY | Panasonic | GoGoPRO |
---|---|---|---|
型番 | FDR-AX45 | HC-VX1M | HERO7 BLACK |
価格 | 69,987円 | 56,000円 | 39,609円 |
5~6万円はするから、1万円台で購入できる4K ビデオカメラは驚愕ですね
当然発売前から話題になっていて、当時ビデオカメラが欲しかったオッサンLABOも、一台購入してみたワケです

ドン・キホーテ 4K ビデオカメラ 開封レビュー!!
“1万円台で買える4K ビデオカメラ 人気で売り切れてるだろう”と思っていたら、意外と簡単に購入することが出来ました!
人気が無いのか?今も簡単に購入することが出来ると思いますよ
ドン・キホーテ 4Kビデオカメラを開封すると第一印象は・・・
- 1万円で買ったとは思えない付属品の量
- 1万円で買ったとは思えない外観の渋さ
という感じで、当時の第一印象は結構満足していました
1万7800円とは思えないほど付属品が充実してる!!
開封して最初に驚いたのは、“ギッシリ” と詰まった付属品の数々
ドン・キホーテ 4Kビデオカメラの付属品を紹介すると・・・
- リモコン
- スタビライザー
- バッテリー(3個)
- 充電器
- ケース&ストラップ
- ケーブル類
リモコン
今のビデオカメラには当たり前なのか、ズームや撮影開始に再生&停止などが出来る便利な “リモコン” が付いています
少し離れたところから自撮りしたい!人には、便利付属品です
スタビライザー
ドン・キホーテ 4Kビデオカメラの致命的な弱点“手ブレ補正機能”が付いていないのですが、その代わりに専用のスタビライザーが付属しています
ただスタビライザーを付けても、手振れが抑えられるワケじゃないですけどね
バッテリー×3
これは有難い!ドン・キホーテ 4Kビデオカメラには、バッテリーが3個も付属しています
1個のバッテリーで約2時間の使用が可能だから、3個あれば1日十分持ちそう
1万7800円とは思えないとは思えない外観
付属品に驚いたところで本体の紹介ですが、個人的には艶感のあるブラックで統一されたシンプルなデザインは1万7800円とは思えず気に入っています
本体寸法 | (約)幅60ミリ×奥行130ミリ×高さ70ミリ |
---|---|
重さ | 約420グラム(バッテリーあり) |
感度 | オート、ISO100、ISO200、ISO400 |
レンズ | Fixed Lens F/2.2、f=4.88mm |
液晶画面 | 3.1インチ(タッチパネル式) |
HD出力 | HDMI |
さらに操作ボタンも少なく、初見でも撮影・写真などの基本操作が解るので “パソコンやビデオカメラなどの電子機器はチョット” という人でも安心です
ドン・キホーテ 4Kビデオカメラ 使用レビュー
1万7800円で購入したドン・キホーテ 4Kビデオカメラ、あまり期待していなかったのですが、付属品と外観は予想以上に気に入りました
ただ肝心なのは “性能” ですよね? 商品概要を確認すると・・・
動 画 | 形式:MP4 AVC/H.264 解像度:UHD(4K):2880×2160 4:3(24fps)※記録時 3840×2160 16:9(24fps)※再生時、QHD:2560×1440(30fps)、FHD:1920×1080(60fps)、HD:1280×720(120fps)、VGA:640×480(30fps) |
ここで気になったのが、後で説明するけど “記録時と再生時の解像度の違い” です
ただCMOSセンサー(映像部品)が “SONY製” ということを大々的にアピールしているから4Kの素晴らしい映像を撮影することが出来るはず!
4K ビデオカメラで撮影してみた正直な感想
ということで実際にドンキ ビデオカメラで撮影してみましたが、結果 “4K映像が素晴らしい!”というより、やっぱり“騙された!!”と思う映像でした
特にガッカリしたトコロは・・・
- 4K で映像記録を残せない!
- デジタルズームはダメ!
- スタビライザーじゃ手振れ補正は無理!
ドン・キホーテ 4Kビデオカメラは 疑似4K
まず室内で光量も十分な環境で、ドン・キホーテ 4Kビデオカメラで撮影した映像を見てもらいたいのですが・・・
初期設定とはいえ、ドン・キホーテ 4Kビデオカメラの画像荒くないですか?素人的にはiPhone8の映像の方が、キレイに見えます
それもそのはずドン・キホーテ 4Kビデオカメラは、記録時2880×2160という4:3のやや正方形近い比率で、再生時に3840×2160に引き伸ばしています
動 画 | 形式:MP4 AVC/H.264 解像度:UHD(4K):2880×2160 4:3(24fps)※記録時 3840×2160 16:9(24fps)※再生時、QHD:2560×1440(30fps)、FHD:1920×1080(60fps)、HD:1280×720(120fps)、VGA:640×480(30fps) |
つまり見た目は4Kサイズだけど、中身は引き延ばされた正方形の映像なんです!
たとえるなら昔の写真を引き伸ばして大きくプリントしたようなもので、サイズは大きくなっても画質が粗くなっているのは当選です

ドン・キホーテ 4Kビデオカメラは 疑似4Kだったのか!!
ビデオカメラなら光学ズームは絶対に必要!
さらに 4Kビデオカメラを買う人の理由って、ほとんどが家族(特に子供)の映像を残したいというのが多いと思います
入学式や卒業式に運動会など、遠くの我が子を撮影する時に必須の機能がズームですが、ドドン・キホーテ 4Kビデオカメラには、デジタルズームしかない!
デジタルズームとは、映像を引き延ばすことで、拡大したかのように見せる方法ですが、デジタルズームを使うと画像が荒くなります。
疑似4Kで引き延ばされた映像を更にデジタルズームで引き延ばすと、当然映像はめちゃくちゃ荒くなります
はっきり言って、我が子の顔がモザイクされている状態で、まったく使えません!!
スタビライザーじゃ手振れ補正は無理!
ビデオカメラで撮影経験がある人なら判ると思いますが、ビデオカメラって左右上下に移動することも多いし、ズームすればするほど映像ってブレるんですよね
普通なら “手振れ補正機能” で問題ないけど、ドドン・キホーテ 4Kビデオカメラは、写真撮影は手振れ補正があるのに、動画撮影には手振れ補正が付いていません
附属のスタビライザーを使っても、撮影映像はブレブレになってしまいます
結論!4Kを期待して買うのはチョット待て
ということで今回、2019年に発売された1万7800円で購入したドン・キホーテ 4K ビデオカメラを改めて紹介しました!
ドン・キホーテ 4K ビデオカメラは “疑似4K” なので、美しい映像を残すことは難しい!
ただ映像は妥協しないといけませんが、ビデオカメラとしては付属品も多く一応格安スマホ並みの映像は残せるので初心者用には良いかもしれません
- スマホの画質に不満があるけど、高いカメラは買えない人
- 子どもの発表会などを“それなりにキレイ”に残したい人
- YouTubeや動画編集の練習をしたい初心者
逆に “本格的な4K動画”を求める人には向いていません!
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