古いパソコンに Chrome OS Flex をインストールしてみました
こんにちは!オッサンLABO(@ossan_labo)のオッサンです
“安いのに快適に使える”で人気のChromebook、
気にはなるけど4~5万円払ってChromebookを購入するほどでもない
だったら古いパソコンをChromebookにしてみない?
ということで今回の記事テーマは・・・
というお話です
Chromebook
![Chrome OS Flex](https://ossan-labo.site/wp-content/uploads/2021/03/chrome-book01.png)
MM総研
WindowsやMacに続き、人気が出てきた Chromebook、
Google が開発した Chrome OS を搭載したパソコンなんです
![](https://ossan-labo.site/wp-content/uploads/2023/05/silhouette-Man02.png)
Chromebook? Chrom OS?聞いたことが無いです
っていう人もいるかもしれませんが、
すでに多くの場所、特に学校パソコンとして多く採用されています
なぜ急に出てきたパソコンなのに、採用されているかというと、
Chromebookの本体価格と快適に動く性能だと思います
2万円から購入できる Chromebook
Chromebookが人気の理由一つ目は“価格が異常に安い”こと
たとえば WindowsパソコンやMacBookって、
安くても新品は、7万円くらいからというイメージがあります
でもChromebookは、新品でも2万円で購入することができます
本体価格が安いパソコンだから、数が必要な学校や企業などが、
大量購入できるパソコンとして、一気に広がったワケです
低価格なのに快適に動く Chrome OS
![](https://ossan-labo.site/wp-content/uploads/2023/05/silhouette-Man02.png)
安いパソコンって、快適には動かないですよね?
たしかに安いパソコンは、スペックが低くい場合が多いですが、
Chromebookに搭載しているChrome OSは快適に動作します
その理由は、Chrome OS はLinuxなので、
余計な機能が搭載されていないため、非常に動作が軽くなります
じっさいChromebookの起動は10秒以内と言われています
Chrome OS はトラブルに強い!
他にもChrome OSには、トラブルに強いメリットがあります
Chrome OSは、組み込み型ウイルス対策が標準装備、
つまりウイルス対策ソフトを別でインストールする必要はありません
さらに保存データは、基本クラウド保存なので、
Googleアカウントがあれば、別のパソコンからも確認ができます
つまり“データが消えた!”なんてトラブルはChromebookには無いのです
![](https://ossan-labo.site/wp-content/uploads/2020/04/google-movie01.png)
Chrome OS は無料!?
Chromebook気になるけれど、お金を出して買うのはモッタイナイ
そこでオススメの方法が、Chromebookを作る方法です
Chrome OS は、元々オープンソースなので、
商用・非商用に問わず、無料で利用することができます
つまり今あるパソコンをChromebookにできるのです!
![](https://storage.googleapis.com/chrome-enterprise/img/global/social/chrome-enterprise-fb.png)
Chrome OS Flex 起動メモリの作成方法
Chromebookに使うOSは、Chrome OS Flexと呼ばれ、
時期的には2010年以降のパソコンなら、インストールが可能です
CPU | IntelまたはAMDx86の64bit互換デバイス |
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RAM | 4.0GB以上 |
STORAGE | 16.0GB以上 |
BIOS | USBメモリから起動できる |
そんなChrome OS Flexですが、起動メモリの作り方も簡単で・・・
- Chromebook リカバリユーティリティを追加する
- USB メモリを接続してリカバリメディアを作成する
大きく分けると、2つの手順で作ることが出来ます
Chrome OS Flex 起動USBメモリを作成する
まず最初にChromeブラウザで、拡張機能を追加します
拡張機能が追加されると、画面上部にアイコンが表示されます
リカバリ用に、容量8.0GB以上あるUSBメモリを接続します
追加されたユーティリテのアイコンをクリックして、
“リカバリユーティリティ”を起動したら、以下の手順で進めます
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始めるをクリック
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リストからモデルを選択をクリック
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Chrome OS Flex を選択
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接続しているUSBメモリを選択
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今すぐ作成をクリック
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30分ほどでリカバリ USBが作成できました!!
古いパソコンを Chromebook にしてみた
起動USBメモリができれば、古いパソコンで起動してみます
今回使う古いパソコンは、2016年発売のDELL Latitude 3560です
CPU | Corei3-5005U 2.0Ghz |
---|---|
RAM | 8.0GB |
USBで起動するための方法は、各社違います
メーカー | 指定するキー |
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マウス | F7 or F11 or F12 |
富士通:FMV | F12 |
東芝:Dynabook | F12 |
HP | F9 |
DELL | F12 |
Lenovo | F12 |
ASUS | ESC or F8 |
acer | F12 |
Panasonic | Bios(F2)から設定 |
LAVIE | Bios(F2)から設定 |
VAIO | Bios(F2)から設定 |
Apple Mac | option 長押し |
まずメーカーロゴで画面で、F12(DELLの場合)を連打
今回作った起動用リカバリUSBメモリを選択します
しばらく待つと、無事Chrome OS Flexが起動しました
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Chrome OS Flexが起動
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言語設定を行います
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言語とキーボードを日本語に
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始める をクリック
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試してみる を選択
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Wifi 接続
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使用者を選択
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今回はゲストで使用
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Chrome OS Flex の初期設定が終わるとChromeが表示されました
USB起動ですが、意外とサクサク動いて快適でした
古いパソコンをChromebookに!
今回は古いパソコンをChromebookにする方法を紹介しました
Chromebook OS Flexは、低スペック パソコンでも快適に使えたので・・・
古いパソコンの使い道として、Chromebookにするのも良いかもしれません
古いパソコンもインストールするOS次第で、まだまだ使い道がありそうですね
このオッサンLABOのブログでは、古いパソコン活用方法を紹介しています
今後ともオッサンLABOブログをよろしくお願いいたします!
![](https://ossan-labo.site/wp-content/uploads/2020/01/used-pc.png)