古いMacを処分するに、必ずしておきたいのが データ完全消去 です
古いMacを大切に使っているオッサンLABO(@ossan_labo)のオッサンです
毎年のように、新しいMacとOSのバージョンが更新されるMacですが・・・
古いMacを処分して、新しいMacを購入する人も多いのではないでしょうか?
ところでMacを 売る前に 、データ完全消去していますか?
ということで今回のお話しのテーマは・・・
というお話しです
Macに保存されたデータ
Macを処分する前に、初期化したから大丈夫!と安心はできません
専用の復元ソフトを使えば、消去したデータを復元できる可能性があるからです
もし全く見ず知らずの人が、Macに保存していたデータを復元したら・・・
写真・パスワード・重要な書類など、見られたら大変ですよね?
だからMacを売る前には、必ず “データ完全消去”する必要があるのですが・・・
そのデータ完全消去方法が、“ゼロ消去” と呼ばれる方法です
データ完全消去のゼロ消去とは
Macのデータは、HDDやSSDといったパーツに保存されていますが・・・
HDDやSSDを取り出して、物理的に破壊してデータを消すのは大変です
それに、もしMacを売って処分する場合は、Macの価値を下がってしまいます
そこで便利、データが復元できないようにする “ゼロ消去” を利用する方法があります
ゼロ 消去とは、HDD内に0(ゼロ)を上書きします。これによって、データを修復されるリスクを低くすることが出来るのです。
解りやすく説明すると、個人情報保護スタンプみたいな方法です
ゼロ消去の方法
では早速、 売る前に しておく Mac の完全 初期化 “ゼロ消去” の方法を説明します
まずはMac “ユーティリティ” から “ディスクユーティリティ” を選択します
ディスクユーティリティから、 完全に初期化したい記憶媒体を選択して・・・
画面上部のメニューから “消去” を選択します
次に “消去” の確認画面になるので、“セキュリティオプション” をクリックします
セキュリティオプションでは、ゼロ消去の回数(上書きする回数)が選択できます
上書き回収を選択して、”OK” を押せばゼロ消去が開始されます
ゼロ消去はデータを消すだけでなく、消した上からゼロを上書きしてから消去する方法なので、通常の初期化より時間がかかります。
ゼロ消去の時間
今回は 8.0GBのUSBメモリを使って、手持ちのMac Book Airで試してみました
model | Mac Book Air Mid2012 |
---|---|
CPU | Core i5-1.7Ghz |
RAM | 4.0GB |
ゼロ消去は、上書き回数を増やすほど、完全な初期化に近づきますが・・・
回数を増やすごとに、 初期化 の作業時間がスゴイかかります
ゼロ消去:2回にかかる時間
8.0GBのUSBメモリのデータを “ゼロ消去:2回” した場合22分18秒かかりました
つまり100GBや1.0TBのHDDやSSDをゼロ消去で初期化した場合・・・
2時間~10時間近く、初期化に時間がかかるということです!
ゼロ消去:3回にかかる時間
次は、ゼロ消去:3回で設定した場合、なんと1時間7分7秒かかりました
ゼロ消去:3回の場合、1.0GBの データの初期化にも約8分かかるということです
ゼロ消去:7回にかかる時間
そして最後に、上書き上限の7回のゼロ消去を試してみたところ・・・
8.0GBのUSBメモリを初期化するのに、2時間36分7秒もの時間がかかりました!
つまりゼロ消去:7回は、1.0GBの データを初期化するのに約20分かかるのです
ゼロ消去の初期化を検証する
Macに保存されたデータを完全に初期化するゼロ消去、かなり時間がかかりますよね
ゼロ消去回数 | 初期化時間(8.0GBUSBメモリ) |
---|---|
2回 | 22分18秒 |
3回 | 1時間7分7秒 |
7回 | 2時間36分7秒 |
ゼロ消去って、かなり時間がかかりますが・・・
気になるのは、本当にデータは復元されないのか?ということです
実際にデータは復元できないのか、市販の復元ソフトを利用して検証してみました
ゼロ消去:2回を復元してみた
たとえばUSBメモリの データ を通常削除した場合、復元ソフトでスキャンすると・・・
簡単に削除されたデータが、表示されて復元できました
ではゼロ消去:2回した後、同じUSBメモリで復元を試してみます
同じ復元ソフトで何度もスキャンしてみましたが、データは復元できませんでした
つまり、たった2回のゼロ消去でも、復元される確率は低くなるのです!
当然ですがゼロ消去の回数を3回~7回と増やせば、より完全な 初期化 に近づきます
ゼロ消去せずにMacを処分する
Macに保存されたデータを悪用されないためにも・・・
古いMacを処分する前には、必ず “ゼロ消去” をオススメいたします!
たしかに安全ですが、時間もかかるしメンドクサイですね
と思う人も多いと思います
確かに今のMacは、500GB以上の容量があるのが一般的なので・・・
これをゼロ消去しようものなら、10時間近くかかってしまいます
そこでMacを売るなら、Mac専門店などで売ることをオススメします
Macを専門店で売るメリット
たとえばMacを専門的に買い取ってくれるお店で “Mac買取ネット” があります
20万人以上の利用者が、98%満足しているという実績があるお店ですが・・・
売る前に準備ナシで、自宅からMacを簡単に売ることが出来ます
複雑な手続きも不要で、無料サービスも多いのがポイントです
- 送料・手数料はもちろん無料
- Mac サイズの梱包材が無料
- データ消去はもちろん無料
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大型なMacをお店で処分する場合、重いしデカいし絶対に車が必要になりますよね?
車にMacを乗せて、買取専門店まで持ち込むのって結構大変ですが・・・
“Mac買取ネット” なら、離島を除く全国どこでも”無料”で引き取りに来てくれます
しかもMacを引き取ってもらうために、ダンボールで梱包も・・・
“Mac買取ネット”の場合、なんと専用の段ボールも無料で準備してくれます
Macの梱包方法も、公式サイトで紹介してくれているので・・・
梱包に慣れていない人でも安心です
データ消去はもちろん無料
そしてMacを処分する前に気になっていた、保存データの消去ですが・・・
“完全初期化” も無料で、”Mac買取ネット”のが対応してくれます
もちろん対応するのは、Mac専門店のスタッフだから・・・
シッカリとゼロ消去で、データを初期化してくれるのでデータ漏洩の心配もありません
Macに保存されていたデータは、完全に消去されるため、買取後のデータ復元は不可能です。そのためMacのバックアップは、ユーザー側でする必要があります。
Mac処分する前に データ完全消去
ということで今回は、 Macを処分する前 にデータを完全に 初期化 する方法を紹介しました
Macの完全な初期化方法は・・・
- Mac のゼロ消去機能を使ってデータを 完全消去 する
- Mac買取ネットにお願いしてデータを 完全消去 する
2つの方法を紹介しましたが、オッサンLABOとしては、Mac買取ネットがオススメです
専門スタッフが対応するので安心ですし、なにより買取価格も高かったりします
古いMacを売りたい人は、一度公式サイトを覗いてみてはいかがでしょうか?
このオッサンLABOのブログでは、古いMacの使い道などを考えています
また処分せずに、古いiMacの活用方法も紹介しています
今後ともオッサンLABOブログをよろしくお願いいたします!