ラジコンを趣味にしている人なら、 ラジコンボディ はこだわりたいですよね
40歳でラジコンを始めた、オッサンLABO(@ossan_labo)のオッサンです
ラジコンにオリジナリティを出すため、性能よりこだわるのが・・・
ラジコンボディのカラーリングだと思います
でもオッサンLABOが、子供の頃に作ったラジコンは上手く塗装できませんでした
40歳になって始めたラジコンなので、大人としてキレイに塗装したい!
ということで今回のお話しのテーマは・・・
というお話しです
ラジコンボディ
オンロードからオフロード、バギーから実車タイプまで・・・
様々な種類がありますが、ラジコンボディの材質にも種類があるんです
じつは綺麗な塗装には、ラジコンボディの材質が関係しています
もしラジコンボディの材質に、合っていない塗料を使えば・・・
綺麗に塗装できないどころか、塗装が剥がれ落ちてしまう事もあります
ラジコンボディ 材質を知る
最近はラジコンボディ塗装不要の完成品もありますが・・・
できるなら組み立てから、塗装まで自分でしたいですよね
ラジコンボディを塗装するために、まず材質の特徴を知っておきましょう
タミヤ ラジコンの場合、ボディの材質は2種類あって・・・
- ポリカーボネート ボディ
- スチロール樹脂製 ボディ
それぞの材質には特徴があるんです
ポリカーボネート ボディ
現在のラジコンでは、主流のポリカーボネート ボディですが・・・
透明なのが特徴で “クリアボディ” とも呼ばれることがあります
透明の特徴を生かして、ボディの裏面から塗装しますが・・・
使用するスプレー缶は “ポリカーボネートボディ専用” が必要です
もし一般的なプラモデルなどに使用する、スプレー缶で塗装すると・・・
乾燥後に塗料が、剥がれ落ちてしまうので注意が必要です
スチロール樹脂製 ボディ
もう一つある、ラジコン ボディの種類が・・・
ワイルドウイリー2にも使用されている、スチロール樹脂製のボディです
スチロール樹脂製のボディは、プラモデルと同じ材質なため・・・
一般的な模型店で販売されている、スプレー缶を使用することが出来ます
お店で扱われている、主流のスプレー缶はコレですね
スプレー缶で塗装する
ラジコンボディを美しく塗装したいのですが・・・
本格的な塗装道具は持っていないので、今回は缶スプレーを使用します
スプレー缶以外の塗装方法は、あるんですか?
スプレー缶以外だと、エアブラシなどを使った方法がありますね
メリット | デメリット | |
缶スプレー |
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エアブラシ |
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ということで色ムラが出ないように、塗装のコツを紹介したいと思います
ラジコンボディ塗装前の下準備
まずラジコンボディを塗装するためには、丁寧な下準備が必要です
いきなり塗装することも出来ますが・・・
シッカリと下準備をすることで、仕上がりが更に綺麗になりますよ
- ラジコンボディを洗浄する
- マスキングをする
ラジコンボディを洗浄する
まず ラジコンボディを “中性洗剤(食器用洗剤)” でシッカリと洗います
ラジコンボディって、工場で形成時に油脂が付着したりします
油分が付着していると、塗料をはじく可能性があるので・・・
塗装前に中性洗剤を使用して、塗装面をシッカリ洗浄する必要があるのです
洗浄後には、水分が無くなるまで2~3日シッカリ乾燥させましょう
マスキングをする
次は塗分けのためのマスキングです
特にポリカーボネートボディは、窓ガラスを透明にするため・・・
マスキングをシッカリ貼り付けておく必要があります
マスキングが密着してないと、隙間から塗料が入り込んでしまうので・・・
マスキングテープの端は、爪楊枝や綿棒などでシッカリと貼り付けましょう
ラジコンボディ塗装前の注意点
下準備が出来れば、“さっそく塗装!”といいたいところですが・・・
スプレー缶の塗料には、人体に有害な物質が含まれています
塗装する前に、塗装対策をしておきましょう
- 換気をシッカリしましょう
- 手袋やマスキングをしましょう
- ホコリなどに気をつけましょう
換気をシッカリしましょう
スプレー缶には、シンナーが含まれているため刺激臭がします
シンナーを少量でも吸い込むと、気分が悪くなってしまう人もいるので・・・
塗装する時には、シッカリ換気を心がけるようにしましょう
手袋やマスキングをしましょう
スプレー缶から噴出された塗料は、意外と広範囲に広がります
思わぬ場所に、塗料が付着することもあるので・・・
室内で塗装する時には、手袋や周囲をマスキングしておきましょう
ホコリなどに気をつけましょう
ラジコン ボディを塗装する時には・・・
換気などを考えて、屋外で塗装する人もいるかもしれませんね
屋外での塗装は、天候と “ホコリ” に気をつけましょう
“ホコリ”が塗装面に付着すると、キレイに塗装できないどころか・・・
付着したまま塗装が乾くと、ラジコンボディを研磨する必要が出てきます
屋外で塗装する時は、“ホコリ”をふき取ってから塗装しましょう
ラジコンボディ塗装のコツ
いよいよスプレー缶での塗装になりますが・・・
スプレー缶の仕組みは、缶内の圧力を高めて塗料を噴出します
スプレー缶の特性と塗装のコツを知れば、さらに綺麗に塗装できますよ
- スプレー缶を温める
- ボディから外して塗装を始める
- 一定の速度で塗装する
- 薄く何度も塗装する
スプレー缶を温める
スプレー缶の温度が低くなると、缶内の圧力が下がるため・・・
塗料の粒子が粗くなったり、色ムラが出やすくなったりします
そこでスプレー缶の圧力を高めるために・・・
スプレー缶を30度~40度くらいのお湯につけて5分ほど温めます
お湯が無い場合は、塗装する前にはスプレー缶をよく振って・・・
缶内の圧力を高めることで、色ムラの無い綺麗な仕上がりにすることが出来ます
高温のお湯などでスプレー缶を温めすぎると、スプレー缶が破裂する可能性があるので、必ず40度くらいの適温で温めるようにしてください。
ボディから外して塗装を始める
次に塗装する時ですが、いきなりボディを塗装しないように・・・
ラジコンボディから少し外して、塗装を始めるのがポイントです
その理由ですが、スプレー缶は最初に塗料の塊が出る時があるので・・・
ボディから少し外して塗装を始めることで、塗料の塊を避けることが可能です
一定の速度で塗装する
スプレー缶を動かさずに塗装し続けると・・・
吹き付けられた塗料の重さで、塗料が垂れてしまうことがあります
そのためスプレー缶をラジコン ボディから30cmほど離して・・・
一定の速度で、ラジコンボディを塗装するようにしましょう
車長が30cmくらいのボディなら、端から端まで2秒くらい塗装するくらいの速度です
薄く何度も塗装する
塗装は一回で、完璧に塗り終えることは出来ないので・・・
何度も何度も塗料を吹き付けて、重ね塗りをする必要があります
ただし塗料が乾かないうちに、重ね塗りをすると・・・
塗料が垂れてしまうので、一度塗装したら乾くまで暫く待ちます
乾かしながら重ね塗りをすることで、色ムラの無い仕上がりになります
ラジコンボディを塗装した結果
さて今回タミヤ ワイルドウイリー2の塗装をするのですが・・・
スチロール樹脂製 ボディなので、スプレー缶の種類は豊富です
ワイルドウイリー2のオリジナルカラーは、グリーンなのですが・・・
ワイルドさを出すために“タミヤTS-1 レッドブラウン”を選びました
自分の好きな色に出来るのが、組み立てラジコンのメリットですね
サーフェイサーで塗装する
シッカリとマスキングをして、いよいよ塗装ですが・・・
いきなりスプレー缶で塗装するのではなく、サーフェイサーで塗装します
サーフェイサーとは、塗装の下塗りのことで、表面の小さいキズを埋めて滑らかにしたり、色のムラ無くして発色を良くする効果があります。
お化粧でも “下地” が重要なのと同じように、塗装も下地が重要なんです
ちなみにサーフェイサーの塗装も、綺麗に塗装するコツと同じで・・・
何度も重ね塗りをして、色ムラが出ないようにします
3~4回 重ね塗り塗装をする
ここまで来て、ようやくスプレー缶でラジコンボディの塗装本番です
ただ焦って一気に塗ると、せっかくの下準備も台無しになるので・・・
コツを忘れないように一定の速度で、何度も重ね塗りをします
それで完成した、ワイルドウイリー2のボディがコチラです
どうですが?色ムラも無く、綺麗に塗装することが出来て大満足です
ボディがキレイだと、ラジコンへの愛着も高まりますね
ラジコンボディを美しく塗装する
ということで今回、ワイルドウイリー2のボディを塗装してみました
せっかく始めたラジコンも、 塗装に失敗すると・・・
ラジコンを走らせる気持ちも半減してしまいますし愛着も無くなります
ちゃんとした塗装設備が無くても、丁寧に塗装すれば・・・
スプレー缶でもラジコン ボディを美しく塗装できます
ラジコンボディ 下準備と丁寧な塗装で、綺麗に仕上げましょう!
このオッサンLABOでは、ラジコンなどをはじめ・・・
中年男性の暇つぶしになるような “アイデア” を紹介しています
今後ともオッサンLABOをよろしくお願いいたします