macOSインストールできない !そんな時の解決方法をご紹介します
中古パソコンが大好きな!オッサンLABO(@ossan_labo)のオッサンです!
Macの動きが遅かったり、Macの保存容量が少なかったり・・・
そんなトラブルを一発で解決してくれるのが “再インストール” です
しかも macOS の再インストールって、とっても簡単で便利なのですが・・・
なぜか “macOSが上手く 再インストール出来ない!”場合があります
ということで今回のお話は・・・
というお話です
macOS 再インストール
macOS 再インストール をしたことがありますか?
macOS の 再インストール 方法には・・・
2種類の方法があります
どちらも非常に簡単なのですが、特にネットを利用した再インストールは・・・
メディアを一切使わないので、いつでも再インストールができるのです
そんな簡単なmacOSの再インストールですが、うまく出来ない時があるんです
macOSインストールできない 原因
オッサンLABOが経験してきた、macOSインストールできない理由・・・
Mac本体の故障でなければ、理由は3つに絞られます
- インターネットの通信環境問題
- HDD/SSDフォーマットの問題
- システム時間に問題がある
主に3つの理由で、macOSの再インストールが出来ないことがありました
とくに3つ目の理由は、なかなか気が付かなくて大変でしたね
インターネットの通信環境問題
macOSをインターネットで、再インストールする場合・・・
ネット通信環境が安定していないと、再インストール出来ない場合があります
というのもmacOS データ容量って、約8.0GBもあるんですね
通信回線が遅かったり、他でインターネットを利用していると・・・
macOSの再インストールに、めちゃくちゃ時間がかかってしまいます
HDD/SSDフォーマットの問題
macOS 再インストール をするのが、初めてな人の場合・・・
“HDDが、グレーアウトしてて再インストールできない”時があります
その原因は “HDD(SSD)のフォーマットが出来ていない” からなんです
Windowsは、再インストールの過程でHDDのフォーマットがありますが・・・
Macの場合は、再インストールとは別にフォーマット作業が必要なのです
システム時間に問題がある
最後に紹介するmacOS が 再インストール できない原因が・・・
“システム時間に問題がある”場合、macOSをインストールが出来ません
システム時間とは、Macに内蔵されている時計のことで、様々な時間が関係するシステムの基本データになります。
もし”システム時間”に問題があると・・・
対象のmacOS が、存在しない時間のため再インストール出来なくなるのです
この症状は、長年電源を入れていない中古Macによく起こる症状で・・・
意外と知られていないため、原因が判るまで時間がかかりました
macOS 再インストールする
ということで macOS 再インストール 手順が間違っていないのに・・・
再インストール できない場合は、紹介した原因を探ってみるといいですよ
再インストール出来ない原因が判れば、簡単に解決できます
もし紹介した3つの理由にも当てはまらないMacの場合は・・・
他に原因があるかもしれないので、診断ツールでテストしてもイイかも
![](https://ossan-labo.site/wp-content/uploads/2020/05/mac-maint.png)
インターネットの通信環境を解決する
ネット環境トラブルで、 macOS が再インストールできない 場合・・・
まずはmacOS 再インストールのため、通信速度を安定させることが重要です
通信速度を安定させる方法は、ルーター機器などを見直すことも出来ますが・・・
- 有線LANでMacを接続する
- ネット接続をMacだけにする
とりあえずは、この2つの方法を試してみましょう
![](https://ossan-labo.site/wp-content/uploads/2021/10/net-slow.jpg)
有線LANでMacを接続する
Wifiを利用するため、無線ルーターを設置している人多いと思いますが・・・
Macなどのパソコンを有線LANで接続していますか?
Wifiは非常に便利ですが、壁などの障害物や、電子機器などの影響で・・・
すぐにWifiの通信量は減衰し、通信速度が低下してしまいます
仮に障害物が一切ない環境で、Wifi接続していても離れるほど通信そくどは低下します
![](https://ossan-labo.site/wp-content/uploads/2021/12/macos-trouble03.png)
参照:マイクロニクス
でも有線LANであれば、距離や障害物があっても安定的して通信することが出来ます
macOSのダウンロードに時間がかかるなら、有線LANに変えてみましょう
ネット接続をMacだけにする
有線LANで接続しているのに、通信速度が安定しない場合は・・・
Mac以外のネット機器をOFFにしてみましょう
最近は、スマホやパソコン以外にも、ゲームやIot家電など・・・
様々なデバイスがネットに繋がっているため、通信容量が奪われてしまいます
無線ルーターには、接続台数が決まっているので・・・
もしかすると接続台数オーバーで、ネット通信速度が遅いのかもしれません
![](https://ossan-labo.site/wp-content/uploads/2020/07/mesh-wifi01.png)
HDD/SSDフォーマットの問題を解決する
ネット環境関係なく、macOS のインストール先が選択できない場合・・・
おそらくHDD/SSDフォーマットが、正しく出来ていない可能性があります
単純な原因なんですが、Macに慣れていない人が陥りがちなトラブルです
ということでHDD/SSDフォーマット方法ですが・・・
macOSのインストール画面から、“ディスクユーティリティ” を選択します
ディスクユーティリティを選択したら、画面の上部メニューから“消去”を選択します
“フォーマット形式”と”方式”を以下の内容を選択します
最新 macOS :Mojave以降
- フォーマット:APFS
- 方式:GUIDパーテーションマップ
旧 macOS : High Sierra以前
- フォーマット:Mac OS拡張(ジャーナリング)
- 方式:GUIDパーテーションマップ
正しい内容で、HDD/SSDをフォーマットできれば、HDD/SSDを選択できます
![](https://ossan-labo.site/wp-content/uploads/2020/10/imac-ssd06.png)
システム時間に問題を解決する
最後は “システム時間” の問題を解決する方法です
これが一番判りにくいトラブルなのですが・・・
通信速度やフォーマットに問題がなければ、システム時間を確認しましょう
まずは現在のMacシステム時間を確認してみましょう
システム時間の確認
まず “macOSユーティリティ” 上のメニューから“ユーティリティ”をクリックします
“ターミナル” という項目が表示されるので、クリックして起動させます
ターミナルとは、Windowsでいう「コマンドプロンプト」のようなものなので “文字入力でパソコンに命令をする” ツールのことです。
白い画面が表示されると思うので、“$ date -u” というコマンドを打ち込みます
現在のシステム時間が以下のように表示されますが・・・
2月8日(土)00:20:11 JST 2003
2003年などで表示されてしまうと、最新 macOS が存在していない時期になります
そのため、macOS 再インストールが出来ないのです
システム時間を修正する
システム時間が過去の場合、同じターミナルから簡単に修正できます
先程のコマンドの続きでいいので、今度は “date” と入力して・・・
“月/日/時/分/年” の順番に、数値を入力していきます
上記のように入力して、エンターキーを押すと、”システム時間”が変更されます
念のため、先程紹介した “システム時間の確認コマンド”で変更を確認しましょう
システム時間が正しければ、 macOS 再インストール が出来るようになります
macOSインストール以外のトラブル解決方法
これでいつでもmacOS 再インストールが出来るようになったので・・・
トラブルが起きた時でも、安心して初期化できますよ
でも『できるなら再インストールせず解決したい!』という人もいると思います
macOS 再インストールをすると、インストールしたアプリや・・・
作成データも消えてしまうので、Macのバックアップが必要になりますからね
macOS 再インストールせずに、トラブルを解決するなら・・・
Macのトラブルを劇的に改善させる CleanMyMac X なんていかがでしょうか?
![](https://ossan-labo.site/wp-content/uploads/2020/05/mac-maint.png)
クリック一つでトラブル解決
CleanMyMac X をインストールして起動すると・・・
下のような画面が表されるので、中央下にある “スキャン” をクリック!
これでMacの状態を全てスキャンして、メンテナンスまでしてくれます
もちろん左メニューからも、スキャン対象を細かく選択できますが・・・
最初は、初期設定のスマートスキャンを試してみましょう!
スマートスキャンでも、幾つもの項目をチェックしてくれますよ
スマートスキャン項目
- システムジャンクを削除
- iTunesと写真の整理
- メールの整理
- ゴミ箱を空にする
- マルウェアをスキャン
- システムパフォーマンスの向上
たったワンクリックで、不要箇所をチェックして・・・
Macのパフォーマンスまで向上してくれる、CleanMyMac X
これならmacOS 再インストールをしなくても、問題解決が出来そうです
内蔵HDDが壊れて macOSインストールできない
古いMacになると、内蔵HDDが壊れて macOSを再インストールできない ・・・
なんて場合があるかもしれません
そんな時、Macを分解して内蔵HDDを交換する必要がありますが・・・
パソコンを分解したことが無い人には難しいですし、専門店だと費用がかかります
そこで外付けSSDに、macOSをインストールするという方法があります
これなら内蔵SSD(HDD)にインストールした、元のmacOSは影響受けませんし・・・
最新macOSにアップデートして、使いにくいなら外付けSSDを取り外すだけ
内蔵HDDの古いMacなら、動作が快適になる可能性もあるので・・・
外付けSSDに、macOSをインストールするのはメリットが多いんです
別の記事でインストール方法を紹介しているので、興味のある人は読んでくださいね
![](https://ossan-labo.site/wp-content/uploads/2022/06/macos-ssd.jpg)
macOSインストールできない ことは無い!
macOS 再インストールって、慣れると簡単なんですが・・・
初めての人は、結構苦労するポイントがあります
今回紹介した、”macOS 再インストール できない” 理由を押さえておけば・・・
ほとんどのmacOS 再インストール トラブルを解決できると思いますよ
定期的 macOS 再インストールをして、いつも快適なMacを使うようにしましょう
このオッサンLABOのブログでは、中古Macの使い道・・・
中古Macが安く購入できる、ネットショップなども紹介しています
今後ともオッサンLABOブログをよろしくお願いいたします!